TeamJapan/ja:support/hiddenprefs/index
Contents
- 1 助けはいつもそこにあります。 たいていは。
- 1.1 隠し設定
- 1.1.1 ブックマークアイコンの無効化
- 1.1.2 target="_blank"を無効化する
- 1.1.3 Find-As-You-Typeのカスタマイズ
- 1.1.4 点滅要素の無効化
- 1.1.5 ロケーションバーからの検索を可能にする
- 1.1.6 画像の読み込みを無効化する
- 1.1.7 フレームを強制的にサイズ変更可能にする
- 1.1.8 ページレンダリングの高速化
- 1.1.9 ディスクキャッシュを無効化する
- 1.1.10 パイプラインの有効化
- 1.1.11 どうやったらCaminoは他のブラウザになりすませますか? 答:User Agentを変更します。
- 1.1.12 ソースの表示で長い行を折り返す
- 1.1.13 リンクをクリックすると表示される点線の囲みを表示しないようにする
- 1.1.14 Quartzによるフォントのスムージングを無効化する
- 1.1.15 関連資料
- 1.1.16 他のページ
- 1.1.17 クイックガイド
- 1.1.18 連絡先
- 1.1 隠し設定
助けはいつもそこにあります。 たいていは。
- ホーム(H)
- 機能紹介(F)
- コミュニティ(C)
- 開発情報(D)
- サポート(S)
[b]Caminoのインターフェースは、シンプルで、多くの主要なオプションに簡単にアクセスできます。 しかし、もっと自分のブラウザの挙動をコントロールしたいと思うようになるかもしれません。[/b]
このページでは、Caminoユーザにとって便利だと思われる隠し設定を一覧にしてみました。 さらに高度な隠し設定については、このMozillaZine Knowledge Baseの記事をご覧ください。Mozillaベースのアプリケーションのもっとも広範な設定リストです。 ただし、すべての設定がCaminoに適用できる訳ではありません。
このページでは、「隠れた」設定項目を紹介します。これら設定は、Caminoのプロファイルフォルダ(ホームディレクトリ内の~/Library/Application Support/Camino)にuser.jsというテキストファイルを追加すると有効になります。
隠し設定
ブックマークアイコンの無効化
「favicon」(別名:サイトアイコン)の表示を無効化するには、user.jsに次のコードを追加してください:
// ブックマークアイコンの無効化 user_pref("browser.chrome.favicons", false);
この設定をした後には、すでに保存されたアイコンが表示されてしまわないよう、Caminoのサイトアイコンキャッシュも消去しなければならないことに気をつけてください。 サイトアイコンのキャッシュは、あなたのホームディレクトリ内にある~/Library/Caches/Camino/IconCacheフォルダにあります。
target="_blank"を無効化する
Caminoには内蔵のポップアップ防止機能が備えられています。 ただし、target="_blank"や間違ったtarget="_new"プロパティをつかって開くウィンドウまでブロックできる訳ではありません。 こうしたリンクを強制的に同じウィンドウで開くには、次のコードをuser.jsファイルに加えてください:
// target="_blank"の無効化(同じウィンドウで開く): user_pref("browser.link.open_newwindow", 1);
Find-As-You-Typeのカスタマイズ
Find-As-You-Typeは、Caminoには最近導入されたばかりで、必要にあわせて変更できる隠し設定が複数用意されています。 次のコードをuser.jsファイルに追加してください:
// Find-As-You-Typeの設定: // この設定でfalseとするとFind-As-You-Typeが無効化されます: user_pref("accessibility.typeaheadfind", true);
// この設定をtrueにすると、キー入力が自動的にFind As You Typeを有効化します。 // これをfalse(標準設定)とすると、まず「/」(テキスト検索)か「'」(リンク検索)を押さなければなりません。 user_pref("accessibility.typeaheadfind.autostart", true);
// Find As You Typeで普通のテキストも検索したい場合は、この設定をfalseにしてください: user_pref("accessibility.typeaheadfind.linksonly", true); // 入力したテキストでリンク検索を開始するようにしたい場合は、この設定をtrueにしてください: user_pref("accessibility.typeaheadfind.startlinksonly", false);
// この設定はFind As You Typeが最後の入力から検索終了まで待機する時間をミリ秒で設定します: user_pref("accessibility.typeaheadfind.timeout", 3000);
Find-As-You-Typeについての情報は、参考資料をご覧ください。
点滅要素の無効化
上の点滅するテキストは非常にうっとうしいのではないでしょうか。 これを止めるには、次のコードをuser.jsファイルに追加します:
// 点滅テキストに終止符を! user_pref("browser.blink_allowed", false);
ロケーションバーからの検索を可能にする
間違ったURLを入力すると、Caminoはエラーページを表示します。 ただし、その間違った入力で(標準の検索エンジンを使って)検索を行いたいというユーザもいます。 これは、次のようなコードをuser.jsに追加すると可能になります:
// ロケーションバーでの検索を有効化 user_pref("keyword.enable", true);
この設定で使用する検索エンジンを変更するには、keyword.URL設定の値を変更します。
画像の読み込みを無効化する
ダイアルインターネット接続の環境にいる人は、コスト面で画像は読み込みたくないことがあります。 画像を読み込まないようにするには、次のコードをuser.jsファイルに追加します:
user_pref("permissions.default.images", 2)
次のようなオプションも利用できます:1= すべての画像を受け入れる、2= すべての画像をブロックする、3= 同じホストにある画像のみを受け入れる
フレームを強制的にサイズ変更可能にする
多くのサイトがコンテンツ表示のためにフレームを使用しており、そうしたフレームが小さすぎることがあります。 すべてのフレームを強制的にサイズ変更できるようにするには、user.js ファイルに次のコードを加えてください:
// フレームを強制的にサイズ変更可能にする user_pref("layout.frames.force_resizability", true);
この設定を行うと、フレームに固定幅の枠が表示され、そのためにページ表示が崩れる可能性があるのでご注意ください。
ページレンダリングの高速化
Caminoは標準では、データ受け取りのために、250ミリ秒待ってからWebページの描画を開始します。 下のコードをuser.jsファイルに追加すると、Caminoは、完全なデータを受け取っていなくても即座に描画しようとします。 この副作用としては、性能の低いマシーンだと、すべてのデータが届いた際にもう一度「逆流」を行うため、全体的なページ描画がかえって長くなってしまう可能性があります。
// この設定は大きな効果があります。 最後の値がミリ秒を表します(標準は250)。 user_pref("nglayout.initialpaint.delay", 0);
ディスクキャッシュを無効化する
ディスクキャッシュとは、訪れたページのデータを将来の再訪問時に備えて保存する場所です。次回そのページを訪れたときにはより速い表示ができます。
// ディスクキャッシュのサイズ変更(標準は51200キロバイド) user_pref("browser.cache.disk.capacity", 0);
パイプラインの有効化
パイプラインとは、実験的な機能で、ページ表示時のパフォーマンス向上を目指しています。 ところが、ある種のWebサーバやプロキシではうまく動作しません。 まずは試しに、次のコードをuser.jsファイルに追加してください:
// パイプラインの有効化: user_pref("network.http.pipelining", true); user_pref("network.http.proxy.pipelining", true); user_pref("network.http.pipelining.maxrequests", 100);
どうやったらCaminoは他のブラウザになりすませますか? 答:User Agentを変更します。
Webサイトによっては「ブラウザチェック」を行い、特定のブラウザでしかWebサイトに入れないようにしています。 Caminoはほとんど問題なくWebサイトに入り、コンテンツも問題なく表示されます。 ただ、WebサイトにCaminoを別のブラウザだと思い込ませることもできます。次のようなコードをuser.jsファイルに追加してください:
user_pref("general.useragent.override", "User Agent");
「User Agent」の例としては:
Macで動作するFirefox 1.5
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; en-US; rv:1.8) Gecko/20051111 Firefox/1.5
Macで動作するSafari 2.0.3
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; en) AppleWebKit/417.9 (KHTML, like Gecko) Safari/417.8
Macで動作するInternet Explorer 5.2
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.23; Mac_PowerPC)
Windowsで動作するInternet Explorer 6.0
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0b; Windows 98)
Macで動作するNetscape 6.2
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; en-US; rv:0.9.4.1) Gecko/2002
Mac OS 9で動作するNetscape 4.7
Mozilla/4.75C-CCK-MCD {C-UDP; EBM-APPLE} (Macintosh; I; PPC)
Macで動作するAOL 7.0
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; en-US; rv:1.0.1) Gecko/20020730 AOL/7.0
Windows XPで動作するOpera 8.51
Opera/8.51 (Windows NT 5.1; U; en)
Macで動作するOmniWeb 5.1.1
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; en-US) AppleWebKit/125.4 (KHTML, like Gecko, Safari) OmniWeb/v563.51
Linuxで動作するXEmacs
Emacs-W3/4.0pre.46 URL/p4.0pre.46 (i386-suse-linux; X11)
CygWinで動作するLynx 2.8.4rel.1
Lynx/2.8.4rel.1 libwww-FM/2.14 SSL-MM/1.4.1 OpenSSL/0.9.6b
Camino標準のUser Agentを復活させるには、user.jsとprefs.jsの両方からコードを削除するだけです。
ソースの表示で長い行を折り返す
ページのソースコードを表示すると、HTMLドキュメントに非常に長い行があるため水平方向のスクロールバーが表示されることがあります。 こうしたことにならないようにするには、次のコードをuser.jsファイルに追加してください:
user_pref("view_source.wrap_long_lines", true);
リンクをクリックすると表示される点線の囲みを表示しないようにする
リンク(あるいはテキストや画像)をクリックすると、点線の囲みが表示されます。 (この機能はフルキーボードアクセスに必要なものであることにご注意ください。)
user_pref("browser.display.focus_ring_width", 0);
Quartzによるフォントのスムージングを無効化する
Mac OS Xでは、Windowsで見かけるような粗いガタガタとしたフォントでなく、滑らかなフォント表示ができます。 Caminoの標準設定ではこの機能が有効になっています。 この機能は次のようなコードをuser.jsファイルに追加すると無効化できます:
// フォントのスムージングを無効化する
user_pref("browser.quartz.enable.all_font_sizes", false);
関連資料
1. ドキュメント(o) 2. よくある質問(A) 3. 隠し設定(H)
他のページ
- キーボードショートカット
- ツールバーの検索欄をカスタマイズ
- リリースノート
クイックガイド
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