TeamJapan/ja:support/docs/security

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個人情報の保護

Caminoプロジェクト:ドキュメント:個人設定の保護

Cookieの管理

Webサイトは、サイトでのトランザクションを処理するために「Cookie」を保存します。 多くの場合、Cookieに害はありません。 Webサイトによっては、サイト利用のためにCookieを受け入れなければならないこともあります。

Cookieが気になる場合は、Caminoでの処理方法を設定できます。

CaminoのCookie設定項目Caminoの環境設定にある[プライバシー] ペインを開くと、設定可能な項目が複数表示されます。 Caminoは、すべてのCookieを受け入れる、訪問したサイトからのCookieのみ受け入れる(広告業者や関係のないWebサイトのCookieは拒否されます)、またはCookieを拒否することができます。 さらにCaminoでは、Cookieが送付されるたびに、どのCookieを受け入れるか選択できるようにもなっています。


受け入れたCookieを確認するには、[Cookie を表示...]をクリックします。 Cookieの確認と削除が行え、さらにCookieを常に拒否するサイトのリストへと追加できるオプションも備えています。

さらに、[Cookie フィルタを編集...] をクリックすると、Cookieを常に受け入れる/拒否するサイトが確認できます。このリストは他のCookie設定に関係なく有効になります。

Cookieを一時的に受け入れてWebにアクセスする

時にはWebサイトを閲覧するためにCookieを受け入れなければならないことがあります。こんな時は一時的にCookieを受け入れたり、Webサイトに許可を与えたりします。

  • もし[Cookie を拒否する] を選択している場合は、[すべての Cookie を受け入れる] としてCookieを受け入れて再読み込みするだけです。
  • 受け入れるCookieを選択するようにしていて、そのページからのCookieを拒否している場合は、[Cookie フィルタを編集...] をクリックして、そのサイトの設定を「拒否」から「受け入れる」へと変更し、ページを再読み込みする必要があります。

サイトを閲覧し終わったら、設定項目を元に戻しておきます。また、そのサイトが設置したCookieを削除したい場合は、[Cookie を表示...] ボタンをクリックして、そのサイトのCookieを削除します。

キャッシュを空にする

キャッシュとは、閲覧したページや画像のデータのことで、Caminoはこれらのデータをハードディスクに保存しています。 キャッシュを保存することで、次回そのそのサイトを閲覧する際にWebページの読み込みが速くなります。 キャッシュを削除すると、こうしたページのデータがすべて削除されます。

Cacheの消去 キャッシュの消去方法には 3 通りあります。一番目の方法として、「Camino」アプリケーションメニューにある「キャッシュを消去...」を選びます。または、[履歴]設定ペインの一番下にある[キャッシュを消去...]ボタンをクリックします。最後に、キーボードショートカット[⌘]+[⌥]+[E] を使ってもキャッシュを消去できます。

履歴の消去

履歴とは、閲覧したWebサイトの記録です。 この記録は、履歴マネージャで検索可能で、ロケーションバーでのURLの自動補完にも使われます。

Caminoの履歴をリセットするには、環境設定で[履歴] ペインを開きます。 そして[履歴を消去] ボタンをクリックします。 これで、訪れたページのあらゆる記録がリセットされます。 履歴の消去はまた、「移動」の一番下にある「履歴を消去」メニューからも可能です。

Caminoのリセット

Caminoをリセットすると、閲覧履歴を消去し、キャッシュを空にし、ダウンロード項目を削除し、すべてのCookieを消去し、すべてのサイト設定が消去されます。 この操作は取り消しできません。

Caminoをリセットするには、「Camino」 アプリケーションメニューから「Camino をリセット...」を選ぶだけです。

閲覧しているサイトが安全かを確認する

Webサイトとの情報のやり取りが暗号化されている(「安全な」)場合、ロケーションバーが黄色になり、鍵アイコンが表示されます(下のスクリーンショットをご覧ください)。


安全なWebサイトの場合の表示

場合によっては、安全なWebサイトに安全でない要素(例:画像、フレーム、iframe)が含まれていることもあります。 ページに安全な要素とそうでない要素が混ざっている場合、Caminoは標準で警告を表示するようになっています。その場合、ロケーションバーの鍵アイコンは「外れた」状態になり、ページが完全には暗号化されていないことを伝えます。

場合によっては、安全なサイトにあるフォームの情報が、暗号化されないまま送信されたり、安全ではないサイトに送られたりします。 このような場合、Caminoはメッセージを表示し、情報の安全に関わる心配がある時には送信を止めることができるようにします。


安全ではないコンテントや、セキュリティー関連のその他の設定項目を変更したい場合は、「Camino」アプリケーションメニューにある「環境設定...」を開いて、[セキュリティ] 設定ペインを開きます。 警告を表示しなくても良いオプションのチェックを外します。

閲覧しているサイトのセキュリティや暗号化の強度といった詳細情報も確認できます。「情報を見る」 item from the 「編集」 メニューを開きます。またサイトが暗号化されている場合は、ロケーションバーの鍵アイコンを[ctrl]-クリックして、コンテキストメニューからオプションを選びます。

個人証明書を必要とするWebサイトへのアクセス

Caminoは標準では、個人証明書が必要なサイトにアクセスする際に、どの証明書を使用するか選択できるインターフェースを備えていません。 その代わりに、Caminoは最初に見つけた個人証明書を常に使用します。 複数の個人証明書を持っており、サイトにアクセスするためにどの証明書を利用するかを選択したい場合は、次の隠し設定を有効にするとインターフェースが利用できるようになります。 user.js ファイルを編集して、次の行を追加します:

user_pref("security.default_personal_cert", "Ask Every Time");

Caminoを再起動して、証明書が必要なサイトを閲覧しようとすると、個人証明書を選択するためのインターフェースが表示されます。