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プロキシサーバとCamino

Caminoプロジェクト:ドキュメント:プロキシサーバとCamino

プロキシサーバとは何ですか?

セキュリティなどの観点から、直接インターネットに接続することを禁じている組織があります。 このような場合、プロキシサーバを経由して接続することになります。プロキシサーバは仲介サーバとして機能し、最終目的のサイトへとリダイレクトします。

Caminoは通常、プロキシサーバの設定情報(含:Proxy Auto-Config:プロキシの自動設定)を、システム環境設定にある[ネットワーク] ペイン([プロキシ]タブを参照してください)から読み取っています。 ネットワークを変更したり、プロキシ設定を変更した場合、Caminoは自動的に新しい設定を取り込みます(再起動は必要ありません)。

Proxy Auto-Config(プロキシの自動設定)とは何ですか?

多くの教育機関を含め、一部の組織では、Proxy Auto-Config と呼ばれるシステムを採用しており、動的にプロキシ設定を変更し、全ユーザに適用しています。 これを行うために、ネットワーク管理者はプロキシの自動設定ファイル(通常「.pac」という拡張子です)にURLを登録しています。

プロキシの自動設定ファイル(PAC)をCaminoで使用する方法は?

Caminoは、[ネットワーク]設定ペインにあるシステム側の設定を通じて、PACも通常のプロキシと同じように対応しています。事情によって、Caminoに別のPACを適用したくても、Caminoにはシステム設定を上書きするようなインターフェースがありません。 しかし、2種類の隠し設定を変更すると、個別のPACを手動で適用できるようになります。 user.js ファイルを編集して、次の行を加えます:

user_pref("network.proxy.type", 2); user_pref("network.proxy.autoconfig_url", "http://foo.com/bar.pac"); user_pref("camino.use_system_proxy_settings", false);

http://foo.com/bar.pac は、システム管理者から指定されたURLに置き換えてください。)

camino.use_system_proxy_settings 設定をfalseとすると、Caminoがシステム側のプロキシ設定を壊してしまうことを防げます。